ヨーロッパをはじめ、世界各国の映画祭で絶賛された、
人生の素晴らしさを知る感動作!!
ヴァラエティなどの全米メディアでも高く評価され、本国ドイツでもドイツ映画批評家協会賞やジュピター賞をはじめとする数々の名誉に輝いた感動作が、遂に日本にも登場する。
一度きりの人生。
あなたにとっての、そして大切な人のグッドライフとは──。
「愛する人にできること」をみつめる、
いのちと向き合う5日間の旅。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)と宣告された彼は、これを人生最期の旅にすると決めていたのだ。ベルギーでは、法律で尊厳死が認められている。真実を知った仲間たちは大きなショックを受けるが、彼の願いを叶えることを決意する。いつものように、旅行中に実行しなければならないムチャな課題を出し合い、クリアするたび笑いがはじける旅は、このままずっと続くように思えた──。
人気・実力共にドイツを代表する俳優たちが
美しいヨーロッパの風景の中、人は独りじゃないと教えてくれる。
ハンネスの妻キキには、TV、舞台、映画と幅広く活躍するユリア・コーシッツ。最期の瞬間まで夫の支えとなり、苦しみを分かち合いたいと望むキキを演じ、彼女もまた“自分の愛する人だったらどうするか?”という問いを私たちに投げかける。二人がたどり着いた“愛するがゆえの選択”は、私たちがこの先の人生で別れを経験するたびに、幾度も思い出さずにはいられないだろう。
ハンネスの弟と3人の親友役には、ドイツ映画界を支える実力派俳優たちが扮し、人生を豊かにするのは、素晴らしい仲間たちの存在だと教えてくれる。監督は、世界各国の映画祭で数多くの賞を獲得しているクリスティアン・チューベルト。
歴史ある街並みから広大な田園地帯、緑豊かな山道から海沿いへと続くヨーロッパの美しい風景を自転車で走り抜ける夫婦と仲間たち。たとえ人生のゴールが近くても、喜びも悲しみも受けとめて愛すれば、希望の道が見えてくる―─ハンネスのラストスパートを見届けた時、心の奥に“グッドライフとは何か”を伝えるやさしいメッセージが残るあたたかな物語。